海藻に含まれるフコイダンの含有量とフコイダンサプリメントについて

古来より私たち日本人は海藻をよく食べていました。現在海藻はカロリーが低く、食物繊維が豊富でミネラルやビタミンなども多く取ることができる健康食、という一般的な認識があります。しかし海藻が健康食である理由としてはずせないのは、フコイダンという成分のことです。

体にとてもいい影響を与えるフコイダン。その効果や海藻に含まれる量、理想的な取るべき量とその方法を示していきます。


フコイダンとは

フコイダンとは主に海藻類に含まれる多糖類の一つです。フコースという糖が結合してできています。フコイダンが、他の多糖類と大きく違う点は「硫酸基(SO4)」という成分を含んでいる点です。硫酸基は危険な薬物である硫酸とは全く違うものです。

海藻類のぬめり成分のもととなっています。フコイダンは、海藻の粘膜管から分泌され、有害な細菌から体を守る役割を持っています。さらに、外気に触れたときに乾燥しにくくなるようなはたらきもあります。これを人間が摂取した場合、様々な良い影響を及ぼします。

免疫力を高める効果があるといわれています。人間に元々備わった病気に抵抗する力を高め、病原菌やガンなどの対策となります。制癌作用があることもわかっていて、ほかにも炎症反応や脂質代謝などへの効果も期待されています。

フコイダンの医療への活用は現在でも積極的に研究されています。健康、美容、生活習慣病の予防にもつながります。具体的に表現すると、コレステロールの低減や血圧上昇の抑制、花粉症やアトピーなどのアレルギー緩和作用などがあげられます。

育毛作用やダイエットにも効果的と言われています。毎日健康的な生活を送り続けたいと思う方は積極的にとるべき成分でしょう。サプリメントなども多数販売されていて、人気があります。

海藻類のフコイダン含有量

フコイダン含有量とは、1キログラムの乾燥されたものの中にどの程度入っているか、という基準です。ワカメの葉の部分やマコンブで約15グラム。根元部分であるメカブなら約80グラム。モズク類はとても多く含まれ、約250グラムにもなります。

モズク類が他の海藻と大きく差をつけて最もフコイダンを含んでいるといえます。しかし、これは乾燥状態ということが条件となっているため、そのまま食べられるわけではありません。水で戻した場合は重さや大きさが何倍にも膨れ上がります。

そのため、実際に食べる時とは全く違う数値になると考えるべきでしょう。

フコイダンをおいしく効果的に摂取する方法

フコイダンをとるために、食事に工夫をするならば、最も含有量の多いモズクを食べるのがよいでしょう。簡単なもので言うと、モズクはお酢と混ぜて食べるのがおすすめです。この二つはとても相性がよく、おいしく食べることができます。

さらに、健康面においても効果的と言われています。多少の手間がかかりますが、モズクは色々な料理に使うこともできます。スープやみそ汁。マリネやてんぷらなどにするのもよいでしょう。おいしく、継続的に食べることが最も効果的な方法です。

自分に合ったモズク料理を食べましょう。

一日で摂取する理想的なフコイダンの量

大体の目安として、一日に1グラム以上と言われています。乾燥状態のモズクなら4グラム食べれば十分なのですが、市販で売られているモズクは水で戻してあります。そのため、現実的に考えると10パック以上のモズク酢を食べなければいけない計算となります。

もちろん、他の料理や海藻の分を考慮すれば、達成できない数字ではありませんが、毎日それを行うというのはかなり骨が折れます。

塩分などの過剰摂取も気を付けなければいけないため、海藻類だけで理想的なフコイダンの量を摂取するのは難しいのではないでしょうか。

フコイダンを取るための別の方法

フコイダンは海藻に多く含まれていますが、必ずしも海藻を食べないととれないわけではありません。前述したとおり、海藻を毎日大量にとるのは中々に大変です。海藻が苦手で、あまり食べたくないという方もいることでしょう。

そこで、簡単に理想的なフコイダンの量を継続的にとることができるサプリメントをオススメします。

フコイダンサプリメントのすすめ

一言にサプリメントといっても、錠剤・エキス・ドリンクなど豊富な種類があります。飲みやすく、続けられる自分に合ったものを選ぶことで、海藻をただ食べるよりずっと効果的にフコイダンを摂取することができます。ただ、気を付けなければいけないのがサプリメントによって、効果の大きさが違うということでしょう。

含有量、フコイダンの質と成分など見るべき場所はたくさんあります。含有量と価格が釣り合っているかどうかも考えなければいけません。しっかりと紹介文を読んだうえで、効果が高いものを選ぶべきでしょう。

サプリメントを選ぶうえで注目すべきポイント

最初に確認すべきは、そのサプリメントを使用した人の感想でしょう。使ってみて、何かトラブルがあってはいけません。実績と人気があるものを選ぶのが無難と言えます。含有量とフコイダンの種類も注目すべきポイントです。

フコイダンには高分子のものと低分子のものがあります。どちらがいいか、というと現在では高分子のもののほうが効果が高いと言われています。その理由は、高分子のフコイダンはその成分が腸まで届き、そこで取り込まれることで免疫系が活性化する、ということです。

それにより癌細胞などの腫瘍細胞の増殖を抑制していきます。どの海藻から成分を抽出しているかにも注目したほうがよいと思われます。一般的に、一つの海藻のみからとるより、複数の海藻からのほうが効果が高いと言われています

これも一つの判断材料となるでしょう。含有量がきちんと明記されているかどうかも確認すべきです。他の商品と比較するのも悪くないでしょう。単位まできちんと確認し、グラム当たりの値段や一日に飲む量との兼ね合いなども大切です。

論文の有無というのも大事です。しっかり研究を行っていて、効果の見込みに根拠があるかどうかも見ていきましょう。値段も気になるところです。当然高いもののほうが効果が高い傾向にありますが、必ずということではありません。

予算や前述したポイントをきちんと考えたうえで決定すれば満足できる確率が上がります。とはいっても、個人差があり、評判がよくとも自分の体に合わないこともあります。そういうときは気軽に別の商品を試すことも選択肢に入れるべきでしょう。

短時間で効果が表れる、ということは中々ありません。自分の体に合っていて、長く続けられるものを選ぶというのが最も大切なことです。

参考リンク「フコイダン:ヴェントゥーノ」